税理士試験特有の難しさ。

税理士試験特有の難しさ。

税理士試験は科目受験が認められていて、かつ、科目合格といった制度があるのは良く知られるところです。
合格に必要な科目を毎年1科目ごとに合格して、最終合格に結びつけるといった資格取得の方法があるだけ、他の難関国家資格に比べて有利だとも言われています。

 

税理士事務所の職員の中には、この「科目合格」の税理士のタマゴたちがたくさんお仕事をしています。
最終合格もしていませんし、登録をしていないので「税理士」と名乗ることはもちろん出来ませんが、有能な「タマゴ」の中には、個別に顧問先を持って歩合で働いている人もいるのも税理士業界の特徴といえるでしょう。

 

そのような税理士国家試験ですが、合格のし易さと共に、独特の難しさも抱えています。
試験や勉強というのは、ある時期に集中してやってしまうのが最も効率がいいですね。
学生時代の試験直前の暗記作業を思い浮かべてもらえると分かりやすいでしょう。

 

1科目ごとに合格を積み重ねるということは、それだけ税理士試験に関わっている期間が長引くことを意味しています。
いくら意思が強い方でも、数年も同じ学習を続けていると、さすがに飽きがきてしまいます。
それと同時に試験そのものに対してのモチベーションも下がってくる傾向にあります。

 

税理士を目指している人の中に科目合格者が多いのはそのためでもあるのです。
本来であれば、一年に一回の一発勝負であるのが国家試験。

 

科目合格といった制度があるからこそ、「この一年にかける」といった意気込みから遠い意識になってしまうのでしょうね。
税理士試験はモチベーションとの戦いといってもいいでしょう。